2024年5月24日
にゃーん (人間語・日本語訳 今月、あと150万円。これを用意できれば、もうお金は大丈夫だ。おそらく一生、困ることはない。 150万円は、難しいように見えて簡単だ。簡単なように見えて、難しい。 僕は基本的に面倒な交渉はしない。 「貸してください」「お願いします」「土下座」 これだけだ。この半年で、1人から、低くて5000円、多くて千万単位のお金を借りた。 借り方は、いくつかある。1人から、150万円。15人から、10万円(一番現実的)150人から、1万円 最後に言う。お金で苦しむのは今回で最後だ。 うちの会社はうつ病の人間だらけだ。でも、僕は家族(社員)を絶対にクビにしない。半年間何の仕事もしない人間にも、「とにかく休んで」と言って報酬を払い続けていた。 最近、傷病手当金という制度を知った。もう一度言うが、うちの会社はうつ病の人間だらけで、仕事ができない彼女たちの給与を、会社が払い続けていた。 先月、この制度の存在を知り、今月から、この制度を利用させてもらう。来月から会社の支出は100-200万ほど減るだろう。 だから、これが最後だ。 家族(社員)、顧問税理士、顧問弁護士、顧問弁理士には申し訳と思っている。みんな、心配をかけたり、事情を説明して、支払い時期を待ってもらっている。社会保険庁などにも、電話をかけて、何とか延長してもらいないかと、毎月お願いの電話をかけて、対応してもらっている。また、もちろんながら、僕のこんな雑なお願いに、貸してくれた人たち。 金額の多寡はない、いや、多寡はある。100円と1万円では、1万円の方がありがたい。でも、月収1億円の人から借りる数千万円と、月収20万円の人から借りる1万円。その人の僕に対する気持ちは、比べることができない。 そもそも、僕は借りているつもりはない。もちろん、口では「貸してください」とは言っている。しかし、傲慢だが、投資だと思っている。もっと傲慢に言うと「俺に貸せてよかったな」とまで思っている。 なぜなら、絶対に返せる自信があるからだ。僕は、僕なりに正義を実行するために行動しているから、それによって、悪い人間の利権の邪魔をすることになる。だから、僕は、デリートされる可能性が常にある。現に、一度、胸を刺された。今回、僕は、ホストクラブの問題で、本当に大きく走り回った。とはいっても、僕はなくなればいいと思っているのではない。完全になくすというのではなく、今の暴力や脅迫や詐欺みたいなやり方がなくなり、適正なところに落ち着けば、それはゲームセンターのようなもので、歌舞伎町という僕の大好きな街の、ひとつの中心にあるエンターテイメントだと思っている。 だから、今回、僕は、ホストクラブのオーナーさんたちと、政治の方たちとのあいだに入って、僕なりに調整役をしたつもりだ。 しかし、両方にいい顔はできない。これまで、ホストクラブがやってきたことは、本当にひどいことだ。本来なら、すべて廃業にされてもおかしくない。だから、僕は、基本的には、政治の側の人の味方だ。 だって、僕は、今回の問題の前から、そう、三年前から、ホストのオーナーたちとこの話をして「今の状況はおかしいです。バブルです。このままでは、絶対に世間が怒ります。大衆が一番強いんです。何かが起きて世論が怒ってから、そして政治や行政といった外からやらされるより、自分たちで自主規制団体を作った方が、業界の人たちのためにも、いいですよ」と言った。そしてずっと説得していた。実際に、スマートフォン用のゲームの課金(ガチャ)については、依存性が問題になりそうで、社会問題になりそうだからと、業界が自ら自主規制の団体を作った。AVでも、同様の規制団体ができた。AVAN(AV人権倫理機構)だ。その創設に関わり、理事を務められたのが、僕の尊敬する、法社会学者の河合幹雄さんだ。僕は、今回、自主規制団体を作れば、彼に仕組み作りの助言や、理事への就任をお願いしたいと思っていた。河合幹雄さんは、その息子が僕の大親友だ。河合幹雄さんは、日本の社会の闇を本当に色々と知っている。 たとえば?・日本政府が、ある総理大臣の、ある国家への「イエス」という言葉を境に、ヤクザという存在に対する態度を変えたこと・特捜検察という組織が非常に怖い組織であること・名前もつけられていない、人を証拠なくデリート(その名の通り、文字通りデリートする)する組織があること(殺され方や、刃物の入れ方、そういったものは警察の方が調べると思うが、そういったデータを膨大に見ると、そのような組織があることが、状況証拠として、わかる) ここに書けないことも、色々と知っている。(ただ、僕は猫にはなりたくないので、書けない。) 僕は、ホストの売掛自主規制団体を作ろうと動いていた時に河合幹雄さんに理事になってもらおうと思っていた。その息子を通じて、紹介してほしいと何年も言い続けたいた。資料を作って、これを見せてくれと、何度も言っていた。それが去年、やっと実り、河合さんも興味を示し、やっと会ってくれる運びになった。 しかし、その矢先に、急病で亡くなれた。安倍晋三しかり、日本にとって必要な人間ほど、なぜこうも早くいなくなってしまうのか。 ともかく、僕としては、そのように、ホストクラブが健全な形になり、生き残れるために、三年前から動いていたつもりだ。 それでも、結局は、みんな自分の店の利益を一番に考えて、まとまらなかった。いや、僕にまとめる力が不十分だった。なぜなら、まとめることのできた人たちがいたからだ。 去年の夏くらいからの事件や報道を皮切りに、ホストの業界に、政治や非営利団体などから、大きな圧力とメスが入った。 色々な人が尽力してくれたが、特に、参議院議員の塩村あやかさん、僕は彼女に感謝したい。彼女、自ら最も矢面に立ち、時に炎上や誤解を招いてしまうが(僕の考えでは、そのあたりも微妙に計算して、ある程度のバランス感覚でやっておられると思っている。)殺害予告をされるほど自らの身に危険を晒しながら、そして、ホストクラブだけではない、色んな問題にも同時に取り組んでおられるんだろう。お体が、とても細い。(女性的な美醜の意味ではない。)一度、食事を取る時間もままならないとおっしゃっておられた。あと、僕は個人的にも塩村さんのことが好きだ。これは書いたら怒られちゃうかな。あのちょっといじわるっぽいにっこりした性格の悪そうな笑顔が僕みたいで、好きだ。あと、女性としても、お美しくて、好きだ。(うう、こんなことを書いたら怒られるかもしれない、怖い☞こわねこ。) 僕は、塩村先生のことが好きだ。(塩村先生を陰から支えておられる先生がおられるのだが、ここではその名前は伏せる。そして、その先生のことも、僕は好きだ。彼は、ホストの被害の話を説明すると、毎回顔をしかめるようにして悲しむ。本当に、ひどい話をするたび、するたびに、辛そうな顔をする。 最初は、「どうせイメージ作りだろ」と思っていた。しかし、違った。僕は、言葉ではなく、行動で人を信用する。彼は、行動で、本当にホストクラブを許せないと思い、また、困った女の子たちに手を差し伸べてくれた。具体的にエピソードを書くとご迷惑になるので、控えるが、彼は、僕の大事にしている女の子のために、まさにあの12月の自民党の裏金問題の真っ只中、党として1分1秒惜しい中で、僕の友人の困った女性について、動いてくれた。何の票にもならないのに。(なるとしたら、僕と、その被害女性、二人だけだな笑)だから、その先生には最初の疑いを謝りたい。そしてまた、僕は、お世辞ではあると思うが、彼に「あなたの高い志と優しさに感動しました。」と言われたこと、そして、サインをもらったこと。 彼は僕がサインを求めると、力強く、まさに僕のためにと、文言を考えながら、僕にサインをくれた。僕は、とても嬉しかった。僕は、塩村さんにもサインを求めた。塩村さんは最初は突然のお願いに少し困っていらっしゃった。でも、その先生が「塩村くん、書いてあげなさい」と言って、塩村さんも、書いてくれた。 僕はそのサインを、誰にも見せないが、自分の部屋の壁の一面に飾って、諦めそうになった時、負けそうになった時、つらい時、自信がなくなった時、そんな時に、その壁を見上げて、彼らのことを思い出して、彼らのような本当に自らを犠牲にして国のために、困った人たちのために必死に動いてくれている人たちがいることを思い、自分の矮小さと、至らなさ、小ささを実感し、同時に、「この程度のことで、何を負けそうになっているんだ?あの人たちのことを思えよ」と自ら自らに鞭を打ち、励むようにしている。 他にも僕の部屋の壁には、尊敬する人たちのサインが飾ってあるが、投げ出しそうになった時、諦めたくなった時、何もかもが嫌になりそうな時、そしてまた、自分が壊れそうになった時(そういうのが、もう、自分でわかるようになってしまった。)その壁を見上げて、唇を噛んで、脳を「戦闘」モードに戻す。 そう、これはクソ社会との戦いなのだ。 話が長くなった。(いつもの僕の、悪い癖。) […]