おさんぽ日記 2024年5月21日
にゃん (人間語・日本語訳 ある友人がいる。 弁護士を業としている。 業と書いたにはわけがある。 彼は、弁護士以上の存在だからだ。 正義の実行、それが彼の人生だ。 彼は、そのために弁護士という資格を取ったに過ぎない。 書けないことが多すぎるが、とにかく、彼は、ただの弁護士ではない。 そして、彼は、彼がそう思ってくれているなら、俺の友人だ。 最近、彼に借金を申し込んだ。 断られた。 僕は彼なら貸してくれるとばかり思っていたから、驚いた。 そしてまた、僕は傲慢だから、少し怒ってしまった。 昨日、彼から、貸せなくて申し訳ない、というメッセージが来た。 彼は、僕に、お金を貸す以上のことをしてくれてきた。 顧問料も払ってないのに、色んな相談に乗ってくれた。 顧問料も払ってないのに、色んなことを受けてくれた。 僕が闇の組織に追われて、少し逃げるという話をした時に「どこに隠れるか教えてください。一緒にキャンプをしましょう」と言ってくれた。 彼と僕は、本当の奥のところで繋がっていると思っている。(本当の、奥の奥でだ。具体的な話はできない。) 僕は、そんな彼に借金を申し込んだ。 そして、断られた。 そして、怒った。 そして今は、怒った自分に怒っている。 僕は病んでいるが、彼も病んでいる。 僕は、昨日、彼に謝った。 彼の中に、僕にお金を貸す貸さないの葛藤を産ませてしまったことを。 彼に最近の自分について相談した。 「ふと、社会のすべて(いや、俺自身の愚かさも含めてだな)に腹が立って、道を歩きながら目の前の人間を、いま◯してみようかなと考えてしまう」「夜に散歩した時に、車のびゅんびゅん走る道路の中央分離帯を歩いてそのスリルを楽しんでしまう」「ヤクザとも喧嘩をするスカウトに喧嘩を売って囲まれるまで挑発する遊びをしてしまう」 「僕は、自分がおかしくなってきている気がするんです」 彼は、そう思いますと言った。 公式LINEを読んでいて、そう感じると、言った。 そして、ひとつのYouTubeのリンクを送ってきた。 リンクを開いて、曲を聴いた。 それは、僕が彼に教えた曲だった。 […]